
2020年の暮れの12月31日に三重県鈴鹿市にある「椿大社」へ、31日~1日は大雪になるようで初詣は諦めてお礼参りになりました。
片道2時間の道のり、鈴鹿の山道に入ると案の定雪が積もっていました。
椿大神社があるのは、鈴鹿山麓のふもと。清らかな水の音と鳥の鳴き声が響く静かなパワースポットです。
御祭神はみちびきの神「猿田彦大神」
猿田彦大神は、天孫降臨の際に天皇家の祖とされる瓊々杵尊(ににぎのみこと)を高千穂へ先導された神さまで、「みちびきの神」とされています。
自らの人生を切り開いていくというパワフルなご利益をいただけるのがこの猿田彦本宮。
人生、右か左か常に決断の日々といってもいいでしょう、どちらにしようか思い悩むけれども決断して行動しなければいけない時もありますね。
コロナ禍で暮れようとする1年でしたが夢や目標をしっかりと祈り、平安と幸福を招くありがたいインスピレーションをぜひいただきたいものです。
芸能の神様
また、椿大神社の社殿の隣には、芸能の神が祀られる別宮である椿岸神社があります。
御祭神は、猿田彦大神の妻神天之鈿女命(あめのうずめのみこと)。
芸能の神さまとして広く知られていて、芸の道を志す人々が多く参拝に訪れる聖地なのだとか。
その証拠に、境内には奉賛する芸能関係者の名がずらりと並んでいます。
商売の神様
松下幸之助社 – 祭神:松下幸之助命
商売の神様として有名な松下幸之助爺は、松下電器産業(現パナソニック)の創業者で「昭和の大造営」で巨額の営造資金の寄付と、「鈴松庵」と名付けられた茶室を寄進しました。
個人事業主から会社経営者まで多くの方が参拝に訪れているようです。