
整体院自宅開業のメリット
開業資金が少なくて済む
整体院を自宅サロンという形で開業する最大のメリットが、開業資金が少なくて済むことです。
自宅の一室や、すでに設置してある設備を使用するので、新しい物件で一から始めるよりも断然コストが下がります。
敷金・礼金や家賃といった物件取得費がかからないのも助かるポイントです。開業した当初はなかなか来客が期待できず、赤字になることがほとんどです。
それでも毎月の家賃は発生するので、かなりのプレッシャーになります。
その点自宅サロンなら赤字の際にもリスクが低いので、初めてのサロン開業には安心な要素といえます。
整体院開業まで慌てなくてよい
ボデイケアサロン開業のために物件を借りたら、その日から家賃が発生します。内装工事に備品の購入にと開業までバタバタと準備を進める形になります。
またボデイケアサロンとしてすぐに収入があるわけではないので、その分は赤字になります。
一方で自宅サロンであれば、開業まで慌てないで済みます。「来年の夏までにはオープンしよう」と決めて必要なインテリアを買い集めたり、手作りしたりも出来るでしょう。
採算を考えずに自分のこだわりでボデイケアサロン開業の準備を進めることも可能です。開業準備の合間にスクールでスキルアップを図るのも自由です。
開業まで急がず、納得のできる形を追求できるのが自宅サロンのメリットです。
自分の都合で働ける
自宅サロンなら通勤時間はゼロ。子どもを保育園や学校に見送ってからの施術も可能です。
子どもの用事に合わせて働けるという点で、自宅サロン開業は主婦にとってもメリット大です。
子どもの急な病気にも対応できますし、長期休暇には遊びに付き合えます。PTAや地域の活動にも参加できます。
自宅サロンで完全予約制なら、自分や家族の都合を優先して働けるのが魅力です。
子どもや家庭のことをおざなりにせずに収入を得られ、空いた時間にセラピストとしての勉強やスキルアップも。自分のペースを大事にして働けるメリットがあります。
自宅サロン開業のデメリット
自宅の生活感に気を遣う
自宅サロンでは、お客さんが出入りするエリアも家族と共用する場合があります。
玄関やトイレ、廊下など、そこに住人の生活感がにじみ出ていると、お客さんにとってマイナスイメージになります。
生活感は、汚れや置きっぱなしのもの、においで感じさせてしまいます。
子どもが汚したり散らかしたりしていないか、常に見張っていないといけません。生ゴミの保管や置き場にも要注意です。
家庭の食事にも気を遣います。「前の晩は焼き魚だったのね」とお客さんが感じ取ってはリラックスできません。
自宅サロンのセラピストは家にいながら自宅らしさが出ていないか、常に五感でのチェックが必要です。
自宅サロンの集客がしにくい
大手サロンの支店や、フランチャイズという形なら、大々的に宣伝して新規のお客さんを集めやすいメリットがあります。一方で個人の自宅サロンは知名度を上げにくいのが難点です。
リピーター獲得や口コミなど、自宅サロンとしてできる集客に力を入れる必要があります。チラシやタウン誌での広告宣伝やホームページやSNSでの集客に力を入れましょう。
まとめ
スクールで技術さえ習得すれば、専業主婦の方や定年後のお仕事に最適だと思います。
仕事としての自由度はあります、収入も努力次第で望めます。でも後は全て自分の責任でやらなければなりません。
他の仕事に比べればチャレンジしても、リスクは少ないのではないでしょうか。
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