全ての体毒は食物から始まる。慢性病は、食物から転化した毒素・老廃物の蓄積によって準備される。
だから、血を清め、五臓六腑を蘇生するなら、断食療法に勝るものはない。
空腹に耐えることによってのみ、内臓、血液、血管に浄化作用を与えることができ、生命力が高まる。
飢餓の時代に耐えてきたわれわれは、もっぱら栄養をとることに腐心してきた。
だが、健康の秘訣はそこにはない。
栄養をとることよりも、小食で五臓六腑を賦活させ、体毒を排泄することの方がもっと重要だ。
究極の少食・空腹療法たる「断食」が、体質を変え、病弱者をみごとに蘇生させるのはなぜか?
それは、食物を断つことで毒素の発生を完全に遮断し、老廃物を消費するまでに空腹に耐えて、ひたすら体毒を排出するからである。
本格的な断食は専門家の指導の下で行ってください。
自分でする場合は、1日の食事を1~2食に抑えてみてください。
これだけでも変化を感じられるでしょう。
岐阜県揖斐郡大野町加納23番地3